2021年もいよいよ残りわずかとなりました。
毎年この時期になると、私が所属している消防団では、年末の火災警戒運動が実施されます。2021年は12月25日～31日まで、消防団員が夜7時から夜10時まで消防車で火の元点検を呼びかけます。
聞いたことがある方も多いかもしれませんが、予防運動中は本来であれば「カンカン」という『警鐘』を鳴らしながら音声アナウンスを流しています。しかしながら、今年の歳末予防運動については、夜8時以降この警鐘も音声アナウンスもなし。赤い回転灯のみ点けて実施するとのことです。
一体何のための、誰のための火災予防運動なのか・・・
音の問題等あるのかもしれませんが、団員の皆さんは各地域から有志で集まった市民の皆さんです。なぜ同じ地域の仲間を守ろうとする側が、自粛しなければならないのか。消防側にも本対応について理由があるかもしれませんが、こういったケースは小さなことでも歩み寄りを行わないと大きな分断に発展してしまう可能性があります。
ちなみに、私も25日・26日と警鐘とアナウンスを切って回転灯のみで巡回しましたが、知り合いからは「気づかなかった」と言われました。今年も大きな火災が年末に起きないよう祈るばかりです。
そして私自身、地域防災について今一度重要なことを考えてみようと思います。
最後に、本日より12月議会が開会となりました。本議会より通常通り傍聴も可能ですので、ご興味ございましたらお越し下さい。12月議会予定表はコチラ