【コラム】小池ゆうや 初選挙から4年。今回の上尾市長選と市議補選を経て思うこと。
- Yuya Koike
- 2 時間前
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4年前、私は「もっと上尾の可能性を引き出したい」という思いだけを胸に、初めて選挙に挑みました。右も左も分からないまま、地域を歩き、声を聞き、支えられながら走り抜けたあの日から、もう4年が経ちました。
この4年間、市議会議員として活動する中で、上尾市が抱える課題の大きさと複雑さ、そしてその一つひとつに向き合う責任の重さを痛感してきました。同時に、市民の皆さまの声を政策に反映できる瞬間に、議員としてのやりがいや使命感を強く感じるようにもなりました。
■ 今回の市長選と市議補選を通じて感じた「変化の兆し」
今回の市長選、市議補欠選挙は、私自身にとっても議員として丸4年が経過する大きな節目でした。
そして何より、この選挙戦を通じて、田島じゅん・小川明仁の両候補に対しまして、多くの市民の皆さまから温かいご支援と励ましのお声をいただきました。
街頭で声をかけてくださった方、SNSで応援メッセージを送ってくださった方、田島・小川両候補の事務所に足を運んでくださった方、一緒に活動を支えてくださった皆さま——。
その一つひとつが、両陣営に大きな力を与えてくださいました。
お寄せいただいた応援は、「もっと上尾を前に進めたい」という市民の思いそのものであり、私たちの背中を強く押してくれるものでした。
■ さまざまなご意見と真摯に向き合う必要性
選挙期間中、応援だけでなく、厳しいご指摘やご意見もいただきました。
「もっとスピード感を」「若い視点をもっと反映して」「今の停滞感をなんとかしてほしい」——。
こうした声は、市民の皆さまが真剣に市政を考えていただいている証です。
これらの声と真摯に向き合い、候補者だけでなく私自身も議員としての行動と政策に確実に落とし込んでいくことをお約束します。
■ 4年の活動を振り返って
議員としての4年間は、決して楽なものではありませんでした。任期途中から議会に入った人間として即戦力として活動できるよう勉強する日々は今でも続いています。それでも、市民の皆さまからの声に支えられながら、公共施設更新、交通・インフラ、防災、子育て支援、教育、財政など、多様なテーマに取り組んできました。
地域の現場に足を運ぶたびに、市民の生活を守り支える政治の重要性を強く感じ、こうした積み重ねが1議員としての政策立案力、実行力、モチベーションを高めることにつながるのだと、ひしひしと痛感いたしました。
■ 政治は“点”ではなく“線”で変わる
選挙はゴールではなく、一つの通過点です。
政治は日々の積み重ねによって未来を変えていくものです。
今回の選挙では、投票率だけ見ると残念な気持ちになる方もいらっしゃるかと思いますが、私は勝敗に関わらず今回の選挙を全力で挑まれた候補者の皆さまへのリスペクトは忘れるべきではないと考えています。
そして考えや価値観、優先度は違えど「上尾を前に進めたい」という想いはどの候補者も同じであり、だからこそ私自身が「これまで多くの方々が蒔いてきた種を、次の4年間で確実に育て、形にしていく」という決意を新たにしました。
上尾にはまだ伸びしろがある。
その伸びしろを引き出せるかどうかは、議会と行政、市民が同じ方向を向けるかにかかっています。
■ 新たなスタートラインに立ち、これからの決意
私はこれからも、市民の皆さまの声をまっすぐに市政へ届ける「現場主義」を大切に、「少し先を見据えた」課題を先送りしない政治を実践してまいります。
・停滞している幹線道路の渋滞問題や水上公園跡地を含めた施設整備の前進
・職員の皆さんがチャレンジできる、皆さまの声を形にできる持続可能でゆとりある財政運営
・子育て、教育への投資強化と産業振興による市内経済の活性化、にぎわい創出
・市民の皆さまの生命と財産を守る防災・減災の強化
・地域コミュニティの活性化による、上尾市に対する郷土愛の浸透
これら一つひとつへ責任ある形で向き合っていく所存です。
そして最後に、今回の選挙で私たちに力を貸してくださったすべての市民の皆さまへ、改めて心より御礼申し上げます。
皆さまの思いが、上尾の未来を前へ動かす原動力です。
これからも一歩一歩、確実に前へ。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。




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