【市財政】拡大する上尾市の財源不足にどう向き合うか――学校更新を守るための財政の「現実」を問う
- Yuya Koike
- 2月19日
- 読了時間: 2分
物価高と建設費の上昇により、上尾市の将来財政は大きな転換点を迎えています。小池ゆうやは、学校施設更新を着実に進めるためにも、財政の実態を市民と共有する必要性を訴えました。


今回、市の財政収支見通しにおいて財源不足が令和11年度68億円、12年度75億円へ拡大する点を取り上げました。直近決算や物価上昇を反映した結果、学校更新やごみ処理施設整備、図書館整備などにより建設事業費が増大していることが明らかになりました。
小池は不足を基金で補い続ける現状を分析し、基金を標準財政規模の2割程度確保しなければ将来年度まで維持できない可能性を指摘。財政の実態と市民の認識に乖離があれば政策判断を誤りかねないとして、ガイドライン見直しと中期財政計画の明確化を求めました。教育委員会からは学校更新は概ね計画どおり進んでおり、物価・金利動向を踏まえ前倒しも含め検討する方針が示されました。
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○ 本項目における重要な質問・答弁 ○
【小池の質問】
財源不足を財政調整基金で補う現在の運用を続ける前提なら、基金は標準財政規模の20%程度を確保しなければならない。
財政の実態と市民に伝わっているイメージに乖離があれば政策判断を誤りかねない。
財政規律ガイドラインを見直し、必要な基金積立ての考え方を市民に分かりやすく示すべきではないか。
【市の答弁】
財政調整基金の残高目標は標準財政規模の1割程度としているが、拡大する財源不足への対応として取り崩している現状がある。
今後の財政収支見通しを踏まえ、適正な基金残高の水準や示し方について引き続き検討していく。
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これは単なる財政説明ではなく、
市が現在の財政運営の前提を再検討する可能性を公式に認めた答弁です。
ポイントは3つあります。
・市が「基金は十分ある」という立場にとどまらなかった
・財源不足に基金が恒常的に使われている現状を認めた
・残高水準の見直し・市民への示し方を検討すると明言した
つまり、今回の問題提起によって
「上尾市の財政は余裕があるのか」という市民の認識に直接関わる論点について、行政側の認識を変化させる可能性が生まれた場面と言えます。
引き続き持続可能な財政運営と良好な市民サービスが両立できるよう市政の監視に努めてまいります。




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