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  • Yuya Koike

【市民参画】真にオープンな市政運営を目指すために

\上尾市図書館協議会に「利用者」の参画を/ 

\附属機関の内容が分かる情報整理と発信を/


 本市には、△△協議会や××審議会などの「附属機関」が設置されています。


 附属機関とは地方自治法及び地方公営企業法の規定に基づき設置する機関で、「市長等の執行機関の要請により、行政執行のために必要な審査、審議、調査等を行うことを職務とする機関」とされています。そして市民を公募し委員として選出するものもあります。こうした公募市民の選出は、主に市民の生活に直結する性質をもつ協議会で設置され、市民目線にたった判断ができることがメリットです。本市では、市民活動推進協議会や地域福祉推進協議会で行っています。


 本市には「上尾市図書館協議会」が設置されていますが、現在公募による市民選出は行っておらず、その是非についてR5.6月議会にて質問しました。


 図書館では市民の声を幅広く聴取するための「市民アンケート」や、要望に合わせて「市民ワークショップ」を行うことで、市民の意見を埋もれさせない工夫も実施していますが、利用者から「市民公募をしてほしい」と要望があることも事実です。


 質問したところ、市民を公募しない理由として「既に『図書館法施行規則』に定められている基準を満たす市民を選出している。」と答弁がありました。つまり、法律に準じて市民を選出しているから問題ないということになります。

 しかし、この基準は地域の実情に応じて変更可能な内容です。しかも、本協議会の意義が「図書館長の諮問に対して答申を行い、また、公立図書館の提供するサービスについて意見を述べる機関」とされている以上、委員構成に「図書館の利用者がいるか」は図書館サービス向上の重要なポイントであると私は考えます。以上より、図書館協議会に利用者を委員として選出することを要望しました。


 尚、本市には他にも多くの附属機関が設置されていますが協議会や審議会の「まとめ」のような情報がありません。そのため、「現在どんな協議会が動いており、市民公募を行っている附属機関がどれなのか」、「市民の声を拾う方法はいつどんな方法で実施されるのか」を把握することが大変難しい状況です。


 真にオープンな市政を目指すためにも、こうした附属機関に関する情報を整理して、市民に周知することを合わせて要望いたしました。

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1 comentario


め しのの
め しのの
30 oct 2023

市の答弁は、「教育」分野のバックグラウンドを持つ市民だけとなります。それでは今日の図書館に求められる多様な需要に鈍感な人達の集まりとなります。そこを指摘しないと・・・。実際、彼らは利用頻度の低い人達だったりします。年に一度も借りていないとか。なので人材の間口を広げないと古い価値観から抜けられないと指摘できます。市民枠を複数設ける必要があります。また現在の人選には論文審査も必要。教育村の馴れ合い人事では困りますから。

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